洋画『シャークネード カテゴリー2』/おふざけ系サメ映画のレジェンド再び降臨

スコア:559/999

シャークネード カテゴリー2出典:ニューセレクト
『シャークネード カテゴリー2』


【あらすじ】

竜巻に巻き込まれながらも次々と人々を食い尽くしていくサメ達。被害は留まることを知らない。そんな絶望的な状況の中、主人公フィンは家族を守るため、そして街を救うために、再びチェンソーを持って立ち上がる。


【作品情報】

公開:2014年6月30日(カナダ)不明(日本)/上映時間:91分/ジャンル:パニック/サブジャンル:サメ映画/映倫区分:全年齢/製作国:アメリカ/言語:英語


【スタッフ】

(監督)アンソニー・C・フェランテ/(脚本) サンダー・レヴィン/(音楽)クリス・カノ,クリス・ライデンハウア


【キャスト】

アイアン・ジーリング/タラ・リード/ヴィヴィカ・A・フォックス/マーク・マクグラス/カリ・ウーラー/ステファニー・エイブラムス


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※情報は【2020年02月04日】現在のものです。上記のボタンから本作品の再生ページに直接ジャンプ出来ます。各VODを選択してご利用ください。詳しくはこちらのページでご確認いただけます。

ポイントレビュー


■映画を止めるな!停止ボタンを押すな!!

試分 書人
試文 書人
パニック担当
ポイント:221/333|評価:GOOD

ふざけた設定のサメ映画界の王者と断言できる前作『シャークネード』のシリーズ2作目。1作目の奇跡的な成功に味をしめたがゆえに、サメ映画界は何かが狂い始めたと言っても過言ではないだろう。

あの成功が全ての失敗の始まりだったのだ。

本作は、『ジョーズ』や『ディープ・ブルー』と同じ感覚で見てはいけない。真面目に見てはいけない。そして何よりもしていけないことは、「続きは明日にしよう」などと自分を甘やかして、一旦停止ボタンを押すことだ。

そうなると、馬鹿馬鹿しくて二度と続きを見ることがなくなってしまう。見終えた後、こんなものを見てしまったことを後悔するけど、真面目に見なければ面白いから、どうにか頑張って最後まで見て欲しい。


■ビバヒルファンには卑怯な配役

猿渡 りん子
猿渡 りん子
SF担当
ポイント:169/333|評価:GOOD

最初に抱いた感想は「あ、ビバリーヒルズ高校白書のスティーブが出てる!」でした。

そんでもって、それがずっと頭から離れず、「スティーブ本当に何やってんの?」的なテンションで中盤を迎え、終盤にさしかかる頃には「スティーブ……」みたいな感じで、目から涙のような汁がにじみ出て来ました。

ラストシーンはもうダメです。「やっと映画終わったねスティーブ。頑張ったね」って、甲子園で敗退した投手の母親のような目で、思わず拍手しそうになりました。

そうです。私は案外この作品を楽しんでいたのです。こんな配役卑怯だよ。1も見てみようっと。


■シャレがわかる人と一緒に見ましょう

近道 通
近道 通
オールジャンル担当
ポイント:169/333|評価:GOOD

笑ったら負けだと、パニック映画として見たら気持ちが持たないと、我慢に我慢を重ねて最後まで見届けようと思いましたが、降サメ量でとうとうヤラれました。

真面目にふざけるって大事なことなんだろうね。きっと。家族のために奮闘する主人公フィンに図らずも感動してしまったもの。

ただ、洒落のわからない人とは100%一緒に見ない方がいいです。突っ込むのに疲れるどころか、もうどうにでもしてって内容だから……

なんだろうこのやり場のない気持ちは……この映画を良かったと思える自分をサメに食べて欲しい。


メインレビュー

ネタバレありの感想と解説を読む

最後まで見られた人にだけ得られるものがある

試分 書人
試文 書人
メインレビュアー
パニック担当/最高評価

おふざけ系のサメ映画界(大体ふざけてるのしかないけど)の中では、これが実はもっともまともな作品。しかも続編だというのが凄い(1は少し真面目だったからカウントしない)。

ぶっちゃけこの手のサメ映画は、サメとタコが合体した『シャークトパス』とか、サメの幽霊が人間を襲う『ゴーストシャーク』とか、もう、まともな人間なら見るに堪えないものばかりが揃っている。

本作を含め、これらの作品は、おそらく開始10分以内に8割の人間が停止ボタンを押す事だろう。残りの2割はある意味選ばれた人間だと言える。

だが、それが好きなんだ。大人にはがっかりしたい夜があるんだ。そして、この分野の開拓者である『シャークネードシリーズ』が大好きなんだ。

だって、これってサメ映画としては凄いことなんだよ。笑いあり、パニックあり、ギリギリ感動の涙あり。この全てを成立させるのは『ジョーズ』にも無理だし、『ディープ・ブルー』にも無理だ。

確かに本作は全てにおいてレベルが低い。2014年の作品なのにCGなんて使ってんのか使ってないのかわからない水準だし、象徴となる武器がチェンソーで、それにこだわっているのも、全く意味がわからんし。

でも、安っぽいCG?じゃなきゃダメなんだよ。チェンソーじゃなきゃダメなんだよ。

唯一無二のサメ映画であり続けるためには、普通のサメ映画と一線を画すためには、これぐらいの思い切りが必要なんだよ。

そこそこまともにパニックやってた1での功績をかなぐり捨ててまで、もっとふざけなきゃいけない理由が多分あったんだよ。

な~んて、そんな大それたもんじゃないけど、あんな設定の映画の続編としてはなかなか出来栄え。

特に終盤はフィンがダサ格好いいチェンソー技を見せてくれて、もうサメ映画を我慢して見続けて良かったと、感動すら覚えた。なんだよあれ。

そして、極めつけはエンドロール直前のラストシーン。パニック映画でのありがちなラストを、あそこまで真面目にふざけて、さも定番通りに終わらせたかのように見せる技術にはアッパレの一言しか出て来ない。

ここではネタバレしないので、最後まで耐えきれる自信のある選ばれし民は、是非、見てあの衝撃のラストを体験してみてはいかがだろうか?

本作の名台詞

サメが1時間に50ミリ降り注ぎます

出典:シャークネード カテゴリー2/VOD版

役名:ステファニー・エイブラムス
演:ステファニー・エイブラムス