邦画『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』/ホントにタイトルそのまんまのお話

スコア:541/999

チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜出典:東宝
『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』


【あらすじ】

福井県立福井商業高等学校のチアリーダー部の実話を下敷きにした映画。主人公友永ひかりを中心に、元々はさほどやる気のなかった部員達が、様々な苦難を乗り越え、全米チアダンス選手権を制覇するまでを描く。


【作品情報】

公開:2017年3月11日(日本)/上映時間:121分/ジャンル:ドラマ/サブジャンル:スポーツ映画/映倫区分:全年齢/製作国:日本/言語:日本語


【スタッフ】

(監督)河合勇人/(脚本)林民夫/(音楽)やまだ豊/(主題歌) 大原櫻子『ひらり』


【キャスト】

広瀬すず/中条あやみ/ 山崎紘菜/富田望生/天海祐希


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ポイントレビュー


■平均点以上はある部活系ドラマ

アクセル神田
アクセル神田
ドラマ担当
ポイント:181/333|評価:GOOD

単なる新人女優の売り出し映画になっていない点が好印象でした。予想通りの展開と予想通りの結末ではありましたが、映画を見る側ってそれを求めてる部分が多々あるので、文句はつけません。

前半少しダレたけど、部活モノとしてきっちり平均点以上は取りにいってるお話です。主演の広瀬すずも単なる可愛い女子じゃなくて、しゃんと女優をしています。ただ、内容をタイトルで全部説明してくれる系のアダルトビデオみたいなタイトルはどうにかならなかったんでしょうか……


■完全なる再現ドキュメンタリードラマではなさそうです

山守 秀久
山守 秀久
ドキュメンタリー担当
ポイント:195/333|評価:GOOD

福井県立福井商業高等学校のサクセスストーリーの映画化と聞けば、見ない理由がありません。

映画を見る前にYouTubeで何度か実際の競技の模様を拝見させて頂いておりましたが、純粋に拍手を送れるチアダンスでした。

ただし、映画が完全に本物に負けてしまっているので、レビューとしてはそこが残念だったかなと思います。

出ている女優さん達は高校生の青春3年間をこれに賭けていたわけではないので、仕方のないことですが、実話を元にした映画としては、ややリアリティに欠けていたかなという印象です。


■チアリーディング部の皆さん、すみませんでした

猿渡 りん子
猿渡 りん子
SF担当
ポイント:165/333|評価:BAD

正直、チアリーダー部って、野球やサッカー、ラグビーなんかの男子の部活を応援するだけってイメージでしたけど、彼女達にとっての熱い戦いの場が用意されていたんですね。

体育会系の部活をやっていた当時「ヘラヘラしてスポーツマン野郎にすり寄りやがって……」みたいな陰口を叩いたこともあったので、素直にすみませんでしたと謝りたい気持ちです。

だって、女子の部活の応援にはなかなか来てくれないんだもん。

そういう意味ではチアリーディング部に対する偏見を払拭してくれる映画ではありました。


メインレビュー

ネタバレありの感想と解説を読む

映画は映画で面白かったと思います

山守 秀久
山守 秀久
メインレビュアー
アクション担当/最高評価

あの迷作『ソロモンの偽証』で当サイトのレビュアー内で共通の推しメンとなった富田望生が出演しています。

主演クラスで今をときめく広瀬すずと中条あやみも悪くなかったですが、やはり彼女の魅力が映画の中では突出していました。やっぱりどんな映画でもデブキャラって大事です。

デブキャラなんて別にいなきゃいないで良いんですけど、いるんだったら、せっかく使っていくんだったら、しっかり活用していこうよっていうのをこの映画は分かっています。

因みに富田望生の痩せていた時の画像を見たことがあるんですが、相当カワイイです。おデブな今でも独特の愛嬌がありますが、一回ぐらい痩せてる姿を映画で見せて欲しいなと個人的には思います。

さて、肝心の映画の内容についてですが、実話を元にしたという意味では、あまり評価したくない作品ではありました。

部活モノの雛形に沿ってストーリーが進んでいくのは致し方のないことなのでしょうけれど、主人公のひかりが、部活に情熱を燃やす理由が不十分なんです。

なんで急に、チアダンスに燃え出すのか?そこが良くわからなかった。

これは女優さんの演技云々かんぬんは関係なく、単に脚本の問題だとは思うのですが、それなら最初からチアダンスないし、チアリーディングがやりたくてしょうがない女子って設定でも良かったのでは?

ただ、とは言いつつも、実話系部活モノとしては、そこまで文句をつけたくなるような作品ではありません。

各登場人物のキャラクター設定に荒い部分がないこともないですが、きちんとしています。

野球で言えば、球をストライクゾーンに置きにいったような作品です。

退屈な前半部分から尻上がりに彼女たちを応援したくなってくるような展開は、スポーツ系の人間ドラマとしては、邦画ではなかなかの出来だったのではないでしょうか?

本作をドキュメンタリー的に扱うのには少々抵抗がありますが、こういった世界もあるんだというのを知る面では、非常に丁寧に描いている作品だと思います。

ただし、競技の場面は本物の方が圧倒的に素晴らしいです。

この映画を見た後は是非そちらの方もご覧になってみて下さい。

本作の名台詞

何かを成し遂げるためには、何かを犠牲にしなければならない時もある

出典:チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜/VOD版

役名:早乙女薫子
演:天海祐希