スコア:564/999
出典:ワーナー・ブラザース
『今夜、ロマンス劇場で』
【あらすじ】
お気に入りの古い白黒映画の最後の鑑賞の日に、モノクロのヒロインが現実の世界に飛び出してきた。彼女のおてんば振りに振り回されつつも、次第に愛情を膨らませていく主人公。そして、彼女もまた同じ想いだったが……
【作品情報】
公開:2018年2月10日(日本)2018年4月18日(香港)/上映時間:109分/ジャンル:ラブストーリー/サブジャンル:ラブファンタジー/映倫区分:全年齢/製作国:日本/言語:日本語
【スタッフ】
(監督)武内英樹/(脚本)宇山佳佑/(主題歌)シェネル『奇跡』
【キャスト】
綾瀬はるか/坂口健太郎/本田翼/北村一輝/柄本明
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見放題配信
※情報は【2022年10月29日】現在のものです。上記のボタンをクリックすると各VODの作品ページにジャンプすることが出来ます。詳しくはこちらのページをご確認ください。
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ポイントレビュー
■カップルの初デートにオススメな作品です
ポイント:207/333|評価:GOOD
映画の世界から現実の世界へ誰かしらがやって来るという、すでに描きつくされてしまっている感が否めないお話ですが、恋愛モノが好きな人であれば、かなり満足感がある作品なのではないでしょうか?物語の幕の閉じ方が温かくしっとりとしています。
序盤は綾瀬はるか演じる姫が異常にワガママというか、ちょっとやり過ぎなぐらいツンデレっ子な描写もあるんですけど、こういった話ではお約束です、お約束。許してあげて下さい。
あとは、姫のお相手役の坂口健太郎の程よい雰囲気イケメンぶりも良かったですね。モテていないようで、意外とモテてるみたいな。主人公の彼はそういう役柄でもあったので、サカケン(こう略していいの?)の配役はピッタリだったと思います。
こういう方って現実世界では多少モテてることに気づいてしまうと、スゴイ性格変わっちゃうもんなんですが、映画はいいですね。非現実的で。そこに気が付いた中途半端なモテ男ってマジでウザいですから……そこらへんの個人的な偏見の意外性も手伝って、主人公の彼は映画の中で応援できるタイプの男でした。
それと、高校生の初デートとかには、無難で良い作品だと思いますよ。いきなり攻めた映画みると、ヘンテコなカップルに成長してしまいます(笑)
って、今見るならリバイバル上映でもしてくれない限り、VODかレンタルしかないか……
劇場いけないじゃん。いきなり家じゃん。
■二人の恋模様への集中力を乱す北村一輝の存在感(笑)
ポイント:202/333|評価:GOOD
少し目を離しても話の展開がそこはかとなく理解できるようなお話なので、途中で洗濯物を畳みたくなったりもしましたが、飽きずに最後まで見ることが出来ました。ラストの方は私的にはかなりいい感じです。
SF的な要素で言うと、白黒映画から姫が出てくる以外はほとんど何もないですけど、基本的に悪い人が出てこないんで、安心して見られるというのは大きかったですね?そこは少しファンタジックなものがあったかもしれません。
時代設定も古き良き日本みたいな風景で、そこも私は好きです。
だけど、主演の二人のシーンを見てるより、脇役の北村一輝さんの登場シーンの方がなんだか面白く感じてしまったのはね。そこは恋愛映画としては良い意味で楽しめなかったかな。あの人クセが凄すぎでしょ(笑)
■本田翼さんと結婚したくなった
ポイント:155/333|評価:BAD
日本版『魔法にかけられて』って印象。
パクッてるというわけではないんだけど、どうも頭にこの作品が頭にチラついて、最後まで離してくれなかった。『魔法にかけられて』をシリアス寄りにして、日本のエッセンスを混ぜて出来上がった映画が、本作『今夜、ロマンス劇場で』って感じかな?オマージュみたいなもんだね。これはこれでアリだった。
ただ、作中で少し気になったのが、白黒映画から出てくる姫が現実の世界でも白黒のままって設定。分かりやすさとしては良いのかもしれないけど、特に映画全体の中では役に立ってないような気はした。肌の色を誤魔化す手段を覚えてからは、大抵色が着いたままの色気付いた姫様しか映らないし。
まぁ、こういう選択をしたのは、モノクロ映画の時代を描きたかたってのもあるのかも。異世界の人間であることの象徴付けもいるから、取り敢えず良しとしとこう。
そして、ごめん。映画云々とは全然関係ないんだけど、これだけは言わせて。本田翼が可愛かった。ホントに途中から本田翼ばっかり見てた。これ、多分男なら分かってくれると思う。マジかわいい。
メインレビュー
ネタバレありの感想と解説を読む
「無難な恋愛映画」という括りに限れば、センターを張れる逸材
メインレビュアー
ラブストーリー担当/最高評価無難って言葉がこんなに似合う作品も他に見当たらないぐらい、無難で頭を使わずに見られるラブストーリーです。ラストも良かった。とっても優しい気持ちになれましたね。
ラストを見ると、このお話には思ってた以上に伏線があったんだなぁって気づかされますが、そこは別に驚きの仕掛けってほどのレベルのものではないので、あってもなくても私の評価は変わらなかったと思います。
バランス感覚に優れた恋愛映画
異性と一緒に見るラブストーリー映画選びって、すっごく難しくて、このジャンルを選ぶぐらいなら、とりあえず色んなとこで爆発が起こるアクション映画を選んだ方が、後腐れがないんじゃないかぐらいに思ってしまうものですが、この映画は選んでも全く問題ありません。
これを一緒に見た後にケンカになるぐらいだったら、その人とはもう二度と映画を見ない方が良いと思うぐらい。本作を限界MAXまで評価しているわけでは全然ないですけど、それぐらい平均的でバランスが取れています。
例えるなら、思春期が始まったばかりの子に聞かせてあげたいおとぎ話ですね。もしくは思春期を忘れた大人に聞かせたいおとぎ話。
残念ながら、ラブストーリーとして最高の賛辞である「愛の力は偉大だ」という感想を抱くまでには至りませんでしたが、いいんじゃない?良かったんじゃない?ぐらいの感想は残してくれる映画でした。
出来れば未来の彼氏と一緒に見たかった
そんな楽なラブ映画なんで、一人ではなく誰かと一緒に見たかったかなぁ。これなら見終わったあとに一緒にコーヒーを飲んだり、ビールを飲んだりしながら、ほのぼのした会話が出来そうだし。
なので、一人でのじっくり鑑賞にはちょっと寂しさがありましたね。そもそも相手がいないんだからしゃーないじゃんっていう、ごく個人的などうでもいい話ではあるんですが、これは女一匹で見るもんじゃないなーって部分は多少なりともある映画です。明らかに男と女で見るもんですよ。これは。
おそらく二人にとってこれが最初に一緒に見た映画だったとしたら、そのカップルは多分幸せなスタートを切れるんじゃないでしょうかね。中途半端な時期に見ちゃうと、思い出の1ページにすらなれない可能性もありますが……
本編とは無関係なところで懐かしさを感じてしまうキャスティング
って、ちょっぴり毒を吐きつつもお褒めが過ぎるレビューになっていましましたが、そんな楽チンなラブストーリーです。ソファで寝っ転がりながらとか、途中で停止ボタンを押さずにトイレに行ったりとかしちゃっても問題なく見られちゃいます。
あとあと、ちょっとまたまた私事なんですけど、子供の頃におばあちゃんと見た記憶がある『大岡越前』の主演の加藤剛さんが、まだご健在だった頃の姿が見られたのは嬉しかったですね(大岡越前を演じた加藤剛さんは2018年に亡くなっています)。
たぶん、私と同世代で三方一両損とか知ってるの私だけでしょうけど、子供心に可笑しなことを言い出すお奉行さんだなと思ったのを覚えています。本編とは全く無関係なところで感じた懐かしさでしたが、こういったキャスティングはなかなかじんわりと来るものです。
本作の名台詞
お前の隣にずっといることは出来ない……
出典:今夜、ロマンス劇場で/VOD版
役名:美雪
演:綾瀬はるか