邦画『キツツキと雨』/役所広司に萌え萌えキュン!!

スコア:761/999

キツツキと雨出典:角川映画
『キツツキと雨』


【あらすじ】

ゾンビ映画を撮りに来た新人映画監督の田辺幸一は、山に囲まれたド田舎で無気力に撮影に臨んでいたが、林業で生計を立てている中年の職人、岸克彦との出会いによって心境に少しずつ変化が生まれていく。


【作品情報】

公開:2012年02月11日(日本)/上映時間:129分/ジャンル:コメディ/サブジャンル:ヒューマンドラマ/映倫区分:全年齢/製作国:日本/言語:日本語


【スタッフ】

(監督)沖田修一/(脚本)沖田修一,守屋文雄/(音楽)omu-tone/(主題歌)星野源『フィルム』


【キャスト】

役所広司/小栗旬/高良健吾/臼田あさ美/古舘寛治/黒田大輔/森下能幸/宇野祥平/山崎努


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※情報は【2020年02月04日】現在のものです。上記のボタンから本作品の再生ページに直接ジャンプ出来ます。各VODを選択してご利用ください。詳しくはこちらのページでご確認いただけます。

ポイントレビュー


■まったりしっとりした気分になりたい人に向いてる

試分 書人
試文 書人
コメディ担当
ポイント:239/333|評価:GOOD

コメディ要素があるドラマというよりは、結果的にコメディ要素が入っちゃったって感じかな。少なくともハートフルコメディではない。ほんわかした人間ドラマだね。

嫌いじゃない。賞レース狙いの芸術臭さもないし、わざと泣かせにかかるような場面もないし。むしろ好きかも。

まったりゆったり、それこそ作中のお風呂のシーンみたいな気分になりたい時に見るのがオススメですな。


■役所広司演じる岸克彦かわいさに要注目

アクセル神田
アクセル神田
ドラマ担当
ポイント:279/333|評価:GOOD

じんわりと温かい気持ちになれる話です。とりわけ、木こりの岸克彦役を務める役所広司が可愛らしい。変な意味でなく同性なのにキュンとしました。こんなに可愛い人でしたっけ?

お話としては抑揚があるタイプの作品ではありませんが、右肩上がりにポカポカと胸に温もりが広がっていきます。

月並みな表現をすれば、やさしいやさしいストーリーです。驚きの結末や衝撃の展開を映画に求める方には若干向かない映画ではありますが……


■平凡な日常系映画で起きる平凡じゃない出来事

近道 通
近道 通
オールジャンル担当
ポイント:243/333|評価:GOOD

よくこういう平凡な話をここまでに仕上げられたなと感心してしまった。現実の世界では平凡な状況ではないんだろうけど、映画の世界では相当平凡なお話です。

しかも作中で、現実の世界では平凡じゃない状況が、木こりの岸克彦に起きたっていうのをしっかり描いてる。

何だか言っていることが矛盾しているようですが、そういうお話だと私は感じました。


メインレビュー

ネタバレありの感想と解説を読む

配役ってやっぱり凄く大切ですね

アクセル神田
アクセル神田
メインレビュアー
ドラマ担当/最高評価

個人的には大好きな作品ですが、中には退屈っていう方がいてもおかしくはないかもしれません。

途中で寝ちゃう人もきっといると思います。でも、好きな人は凄く好きって映画なんじゃないかと……『かもめ食堂』とかがお気に入りの人なんかには向いてるんじゃないですかね。雰囲気が似ています。

人間ドラマの中にも小分けすると色んなジャンルがあって、例を挙げると病気モノだったり、伝記モノだったりとそれはそれは多種多様ですが、こういう映画のジャンルはなんて言えば良いんでしょうかね?

癒しモノ?

と、かなり短絡的なネーミングにしてしましましたが、作中の岸克彦の優しさには実に癒されました。完全に役所広司萌えです。絶対狙ってやってます本作の監督は。

給料も何にも出ないのに、頑張って新人監督の田辺と打ち解け合おうとするシーンとか、頼まれてもいないのに撮影を手伝ちゃうシーンとか、もうニヤニヤのポッカポカです。

そして、見終えた後の余韻がまた良いんですよね。

人にやさしくしてあげたくなります。作中には全く持って、「人にはやさしくしなさい」っていう押し付けがましいエピソードはないんですけど、どうしてか不思議とそんな気持ちにさせてくれる映画でした。

役所広司はやはり凄い役者さんです。小栗旬が演じた役柄は、絶対に小栗旬じゃなきゃいけないって感じはしませんでしたが(もちろん、十分に良い演技してましたが)、役所広司が演じた役柄は絶対彼じゃなきゃ出来なかったと思います。

さすが、何十年も主役級の映画俳優の地位を守り続けているだけはあります。

もう、なんていうか、この映画は木こりの岸克彦をなでなでする映画なんですよね。

話の展開そのものは、設定は違っても癒しモノ人間ドラマの中では結構ありがちなものですから。

でも、だからこそ、登場人物のキャラクターとそれに合った配役って大事なんでしょうね。多分、同じストーリーでも配役が違ったら、この作品は全く別物になっていたと思います。

追伸、このレビュー私が思いつきで作った『癒しモノ』って言葉、凄いセンスないんで、今後は使うの控えます……

本作の名台詞

ちゃんと話せよ!

出典:キツツキと雨/VOD版

役名:岸克彦
演:役所広司