■人間は何を嗜んでもいいし、何を嗜まなくてもいい自由がある
文字数:約900字|読了時間:約2分
少年時代から大学入学までに際して、特別冷たく育てられたわけでもなく、むしろ温かくやりたいようにやらせてくれた両親だったのですが、社会人になってから帰省する時のあの緊張感とちょっとした煩わしさは何なのでしょうか?
照れくさいとい言いますか、ごく短かった反抗期(私の感覚でですが)を除いては、会話も沢山しましたし、自分の身の周りで起きた出来事や思い出をどんなに下らない話でも、明るく話あっていたのに、今ではほんのりその時期が近づくと憂鬱です。
飛行機の搭乗手続きなどをしていると、お土産の選択は間違えていなかったか?晩御飯は外で食べるのか?それとも家で食べるのか?他の親戚の人の名前なんだっけ?などと、どうでも良い悩みでいっぱいになります。
でも、いざ帰ってしまうと何とかなるもので、子供の頃の失敗談や妙な行動でいじって貰えるので、楽しいっちゃ楽しいんですが……辿り着くまでのあの緊張感だけは、社会人になって幾年経っても慣れないものです。
子供の親戚にいくらお小遣いを包んであげたらいいのかとかも悩みます。
それぞれのご家庭に方針というものがありますからね。そこそこ包んであげていいのか?少ないお小遣い程度で良いのか?それとも一切あげない方がいいのか?
ごくたまに帰省する私のようなタイプの方は結構同じような悩みを抱えてらっしゃっているのではないでしょうか。家族や親戚が大病なく集まれるというのはとてもありがたいことなのですが、最早、社会人的生活に染まってしまうと、こういう集まりのが不慣れになって、会社の納会やパーティーのがよっぽど楽に感じます。
そういえば、最近は量販店やデパートに、お盆用のキラキラした盆提灯が盆前に並べられなくなったような気がします。あの子供の頃はあれを眺めるの結構好きだったんですが、文化的に変化が起きつつあるんでしょうか。
また、実家が都内なのとマンションなので、一般的にいう帰省感は全くありません。お庭のある日本風の自然に囲まれた一軒家に子供心にも憧れていました。
あの雰囲気って良いですよね……今の時代だとそっちの方が珍しいのかもしれません。
さて、甥っ子にいくら包みましょうか……中学生から高校生くらいの子供へのお小遣いが一番判断に迷います。
スポンサーリンク
執筆後コメント
お盆の親戚付き合いで洋食やシャンパンだらけだと何となく萎えません?
コラムニスト:アクセル神田
担当:ドラマ